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まぶたのおもみ(眼瞼下垂症と皮膚弛緩症)~これも病気の一つです~
まぶたのおもみの訴え方には、上眼瞼(まぶた)の機能障害により、瞼縁が瞳孔にかかり視野の制限が生じる眼瞼下垂症の方と、上眼瞼の皮膚が瞼縁を超えて垂れ下がり視野の制限や睫毛内反(まつげが眼球側に入りちくちくしたり違和感を生じる)が生じる皮膚弛緩症の方がいます。眼瞼下垂症は先天性(生まれつき)と後天性(加齢による退行変化、ハードコンタクトレンズの長期使用など)にわかれます。皮膚弛緩症の原因は老化によるものです。眼瞼下垂症の場合は、重瞼線付近を切開をして、眼瞼挙筋腱膜や関連組織、ミュラー筋などを前転もしくは短縮するといった眼瞼を挙げる機能を改善させる手術をおこないます。皮膚弛緩症の場合は、眉毛下の皮膚切除法(眉毛の下で皮膚を切除する方法)や瞼縁部の皮膚切除法(重瞼線付近での皮膚を切除する方法)があります。術後は2週間から3週間の内出血や腫脹が生じます。また、視野制限や睫毛内反といった機能的障害が生じている場合の手術は健康保険の適応となります。今まで"老化"と諦めていた"まぶたのおもみ"も病気の一つとしての治療法があります。まずは、ご相談を・・・
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